この記事は完全に私個人の趣味の領域で、サッカー、特にサンフレッチェ好きの私が試合を見て思ったことを書き綴ります。
前提として、私自身のことに触れておくと
サッカー経験はなく、2002年の日本開催ワールドカップにてその魅力に取り憑かれてサッカー観戦を続けています。代表戦があれば見ますが週末は主に地元のクラブ、サンフレッチェ広島の試合、時間があればリーガエスパニョーラの試合を観戦しています。
さて、本日の試合ですが
WEリーグ後半戦が始まり目下3連敗中の広島が、ホームで格上（と言っていいのかな）の浦和レッズに対して少しでも意地を見せれるか注目して見ていました。
結果から言うと、０－１の敗戦。
ただ、終盤に失点したとはいえ気持ちの入ったいい試合を演じてくれたと思います。
組織の成熟度、個人の能力に勝る浦和に対して、ボールを持たれ押し込まれることはある程度覚悟していたはず。ボールを取り切れない、取っても繋げない、それでも勝つためにブロックを作って最後のところで体を張って頑張っていた姿は我々サポーターにとって応援しがいのあるチームに映りました。
最近はどのチームもレジーナがボールを奪取した瞬間にプレスをかけ、ショートカウンターを狙ってきます。
今日もポジティブトランジションの瞬間を狙われて逆にゴールに迫られる回数が多かったように思います。危ない場面はありましたが、最後のところでなんとか守れていました。
チームとしてのレベルをあげるため、リスクはあってもボール奪取後に繋ぎ続けているのだと思います。ただ、ちょっと失点につながったり連続ピンチになることが多いので、個人的には前に蹴ってしまっても良いのかなと思いました。スペースに蹴っても回収されるのであればできるだけ大きなクリアをしてまず陣形を整えるとか。
それよりも自分達がボール保持をしているときに、プレスを回避しながらレジーナのストロングであるサイドのスピードを活かせるボール回しを見せてほしい。
今日一回あったのですが、浦和のプレスを引き込んで最終ラインから左ワイドへの1本のパスで相手を裏返したパス。ああいうプレーをもっと見せて欲しいと思います。
あとは、チャンスの一歩手前から決定機までの精度、を上げたいですね。今日もそこ通ってれば大チャンスっていう場面が何度かありましたが、ほとんどレジーナ側のミスでモノにできなかったように思います。私自身が経験者じゃないので簡単な事は言えないですが、パワーを使って繋いでも最後にシュートまで持ち込めず、なかなか攻撃のリズムが出なかったように思います。
まぁ思うことを書き連ねましたが、今日みたいに格上でも気持ちで負けない試合を見せてくれる限りレジーナを応援し続けたいと思います。
最後に、、、
今日のDAZNの解説、我々レジーナファンからすればかなりいただけない内容でした。（相手チームの）菅澤さん、清家さんが素晴らしい、とか浦和は点を取るだけ、とか対戦相手（しかもホーム）のサポにあまり配慮のない解説だったと思います。サッカーに詳しくない妻が見てても気になってたくらいなので。
代表戦じゃないんだから選手の素晴らしさ（個人の能力）だけに注目するんじゃなくて、もう少しチームとして公平に解説して欲しいです。解説の方も元女子サッカー選手とのことで、女子は実績のあるベテラン選手をリスペクトしすぎるのかな、と思いました。
彼女曰くレジーナの改善点は、相手を見ての細かいポジショニングと戦う気持ち、とのことです。私は気持ちは見せてくれたと思ったし、ポジショニングというより状況判断じゃないのかと思いました。まぁポジショニングもあるんでしょうけど。見ているところが違うのかもしれないです。。。
確かにレジーナは今年できたチームだし、それほど有名な選手がいないのは分かりますが、女子サッカーを盛り上げるためにWEリーグを始めたのであれば、双方のサポに取って聞き心地の良い解説を心がけて欲しいです。
結果や実力は受け入れるけど、やっぱり地元クラブにはそれだけじゃない愛着があるので。
以上、雑感でした。
