30代に体の不調を感じて以降、様々なことを試して来ましたが、
その中でも効果が高く、継続しているものの一つが毎朝バターコーヒーを飲むことです。
この記事ではバターコーヒーを飲むことで得られる効果や、実際に使用している材料、作り方についてお話しします。
▼この記事でわかること
バターコーヒーとは何か
バターコーヒーの効果について
バターコーヒーの材料をどこで購入しているか
バターコーヒーの作り方
バターコーヒーとは
バターコーヒーは、ブラックコーヒーに「グラスフェッドバター」「MCTオイル」を混ぜ合わせた飲み物です。
「グラスフェッドバター」とは牧草だけを食べて育った牛の乳から取れるバターのことで、通常のバターよりも栄養価が高く、体に良いとされるオメガ３脂肪酸が豊富に含まれています。
ちなみに通常のバターは、牧草以外にも穀物を与えられた牛の乳から作られています。穀物を与えた牛の方が脂肪分が多い乳がとれることから、こちらのほうが一般的のようです。
「MCTオイル」とはココナッツやパームなどに含まれる中鎖脂肪酸（Midium Chain Triglyceride)のみで構成されているオイルのことです。
中鎖脂肪酸とは、簡単に言うと通常のオイルより体内に吸収されやすいオイルのことで、体内に蓄積しにくく、エネルギーに変わりやすい特徴があります。
バターコーヒーの効果について
バターコーヒーはいつも朝食後に飲んでいます。
バターコーヒーを始めるときに参考にした「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」の著者デイヴ・アスプリー氏は、バターコーヒーを飲むことで６０キロのダイエットを成功させたとのことです。
そのせいか、バターコーヒーの効果としてダイエットに関する内容が多く取り上げられていますが、私の実感としては
頭がスッキリすることで、仕事のパフォーマンスが上がることが一番大きかったです。
バターコーヒーを飲み始めるまでは、朝起きると既に体がだるく
仕事中も集中力が続かないことが多かったのですが
バターコーヒーを始めて１週間くらいで集中力が上がり、思考が深まっていくのが実感できました。
体調が良くなったことについては、他にもグルテンを避けるなどしていたこともあり
バターコーヒーが一番の要因とは言えないのですが
集中力やパフォーマンスの上昇については、バターコーヒーによるものだと実感しています。
バターコーヒーを続けてみて分かったこと
続けられた要因
バターコーヒーを始めてもう５年経ちますが
５年も続けられた一番大きい要因は、やはりコーヒー自体が美味しいことです。
始める前は、コーヒーにバターを混ぜると油になって浮くイメージしかなく、
健康のためにとりあえず頑張ってみよう、と始めたのですが
実際のバターコーヒーはクリーミーでとても美味しく、続けることが全く苦になりませんでした。
朝食について
参考にした書籍には、朝はバターコーヒーだけを飲み
何も食べない時間を増やすことで、ファスト（飢餓）状態を作り
ダイエットやパフォーマンス向上させると書いてありましたが
色々試してみた結果、バターコーヒーだけではなく少なめですが朝食は食べるようにしています。
集中力やパフォーマンスは、朝食の有無に関係しなかったのと
バターコーヒーだけでは（感覚ですが）体が少し無理している気がしたので、朝食は取ることにしました。
ちなみに朝食は毎日、ご飯少なめ、味噌汁、卵焼き、昆布の佃煮等です。
エネルギーというより栄養素を増やすイメージです。
気を付けたい点
MCTオイルですが、少なめから始めたほうがよいです。
バターコーヒーを始めた頃、MCTオイル多めに入れると
お腹が緩くなり、トイレに直行することが多くありました。
吸収が早いせいかすぐに体が反応し、腹痛や吐き気を催すことがあります。
もちろん数時間もすれば収まるのですが、最初は驚き
自分の体質と合わないのかもしれないと思いました。
しかし、MCTオイルを少なめにするとこの現象は起きないことがわかりました。
慣れてくるまではMCTオイルは少量、
具体的には小さじ１杯くらいから始めたほうが良いと思います。
バターコーヒーの作り方
バターコーヒーの作り方は、基本的に前述の書籍「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」に書いてあることを参考にしています。
ただ毎日作るものですので、時短できる方法や購入・準備に手間をかけない方法を少しずつ探っていきました。
その内容を紹介できれば、と思います。
基本的な作り方
- ミキサーのカップにあらかじめカットしておいたバターを入れます
- カップにMCTオイルを入れます。はじめは小さじを使っていましたが、最近は目分量でいれれるようになりました。
- カップにコーヒーを入れます。コーヒーについては後述しますが、それほど気を使っておらず、普通のコーヒーメーカーで入れたり、インスタントコーヒーを使ったりしています。
- カップをミキサーにかけ、バターの個体が見えなくなるまで回します。
ミキサーにかけることでバターがしっかりコーヒーにミックスされ、とてもクリーミーになります。
材料：コーヒーについて
毎日飲むものですし、家族の好みもあるので（家族は普通のコーヒーとして飲みます）
それほどこだわりを持たず、近くのスーパーで購入したものを使用しています。
家族がコーヒーを飲まないときはインスタントコーヒーを使用しています。
このときは、３のコーヒーを入れるときに、インスタントコーヒーの粉とお湯を入れます。
インスタントコーヒーはアマゾンで購入しています。
有機コーヒーで価格的にもリーズナブルなものがありそれを愛用しています。
材料：グラスフェッドバターについて
これはいろいろ試しましたが、アマゾンで1kgfのバターを買うのが良いと思います。
1kgfのバターを10等分して2個ずつ使用していきます。
使用しない分はラップに包んで冷凍保存をします。
10分の1にカットしたバターを更に小さくカットしていくのですが
そのときにとても役に立つのが、この「カットできちゃうバターケース」です。
冷凍しているバターを使う場合は場合は冷蔵庫に1日位おいた後、常温でしばらく放置します。
放置時間は季節によって変わりますが、大体20～30分位放置してバターが柔らかくなるのを待ちます。
柔らかくなったバターをワイヤープレートの上に置き、蓋を載せて上から押します。
これで細切れバターの完成です。
このバターケースのおかげでバターカットが随分と楽になりました。
ただバターが柔らかいので、せっかくカットしてもくっついているものがあります。
ちょっと手間なのですが、カット後にバターナイフ等で
間隔を空けておくと毎朝のバター取り出し時のストレスが軽減できます。
材料：MCTオイルについて
MCTオイルもアマゾンで購入していますが、
知らない新製品が次々とリコメンドされるので、いろいろと試しています。
MCTオイルの中身自体はどれも変わらない印象です。
もともと無味無臭ですし、オイルを変えても特に体調も変わらないので
価格や、注ぐときのオイルの垂れにくさ、ラベルの取りやすさを重視しています。
注ぐときに瓶の口にオイルが垂れると、瓶の下まで伝って置き場所が汚れ安いです。
なので注ぎ口をカップにピッタリ合わせれるものが良いと思います。
また、瓶をゴミとして出すとき、どうしてもラベルを剥ぐことになるのですが
ラベルを剥ぎやすいと手間が省けるのでこれもポイントが高いです。
器具：ミキサーについて
ミキサーは毎日使用するので、使用していくうちに破損や漏れが発生することがあり
5年で2回ほど買い替えています。
あまりこだわらず、壊れることを前提にある程度安価なものを購入するのが良いと思います。
最初に購入した日立のブレンダーが気に入ったので毎回買い替えていましたが
同じものは製造が終わったようです。
次回はまた別メーカーさんのものを購入しようと思います。
終わりに
いかがだったでしょうか。
体の不調を改善するために始めた取り組みの中でも
バターコーヒーはとても効果のあったものの一つです。
この記事が健康に関心がある方たちの役に立てれば幸いです。
